王嘉尔(Jackson Wang)とは?
- 出身:香港
- ジャンル:多国籍/バラード/Rap/
- デビュー:2014年
- 特徴:多国籍形ハイブリッド+セクシーボイスでの歌唱力や英語・ダンスetc…
王嘉爾(王嘉尔)/(Jackson Wang)はC-POPとは括り切れないくらい、(人によってはC-POPじゃないよ!と思うでしょう)
他ジャンルを跨いた多国籍ミュージシャンとも言えます。(とても一言では難しいですが、ここではC-POPとさせて頂きました)
本名は香港=広東語でワン・ガイ(王嘉爾/Wang Ka Yee Jackson)という。
⇒なかなか縁遠い我々日本人には魅力が理解しづらく、良さが伝わりづらいかもしれませんが
厳密的には、彼の音楽はK-POPであり、洋楽であり、C-POPであるということです。
具体的にどういうこと?という話なんですが、
- 出生は香港でスポーツ選手だった彼
- 韓国で有名なJYPにスカウトされ、韓国に渡り歌手としてのデビュー。(※GOT7という男性ユニットとして2014年デビュー)
- その後C-POPソロアーティストとして活躍すべく中国に個人事務所も設立。
(2021年1月付でJYPエンターテインメントを退所し、 JYPとの契約満了後は個人レーベルTeam Wang所属)
同グループがリリースしたアルバムの12作が韓国のガオン・アルバムチャートで1位を獲得した。
交友関係が広いことで有名であり、BTSのRMとは練習生の頃から仲が良いとのこと、
BTSと所属が違えど、K-POPを代表するJYP、やはりプロデュースのされかたがUSで売れるようにされており
基本はローカライズ化された英語Rapの楽曲が多いです!
語学が堪能で英語、韓国語に加え中国語が話せるところから、私の中では(個人的に)BTS以上に色々な国で活躍できるポテンシャルがあると感じております、
以上のバックグラウンドを前提に楽曲を聴いていると、
「セクシーな感じ+低めの歌い方が、K-POP的良い要素が見えるなぁ」と感じました。
Jackson Wang – 100 Ways (2020年)
彼の代表曲は全て英語RAPで洋楽のような楽曲で、
- Papillon
- Okay
- Dawn Of Us
- BULLET TO THE HEART
- 100 Ways
が主に挙げられるなか、今回まず
100 Waysをセレクトしました。
あまり私はRap系ミュージックは普段聞かないのですが、
これはRap系ではなく、かつPVから面白いです。(彼の得意なダンスなど良さが織り込まれています)
Rap系でも
Jackson Wang – Dawn of us (2018年)
こちらはそんなにハードRapでなくかつ、ビーチでの爽やか&リフレッシュな楽曲なので、オススメです。
ただ個人的には彼の甘いマスクとK-POP仕込みのダンスがとても活きた(特に後半間奏のダンスは必見です)
Jackson Wang & Galantis – Pretty Please (2020年)
こちらが上記に挙げた代表曲よりも実は個人的にはオススメです。
洋楽によくある、【女性を口説こうと必死歌いながらナンパする】というシーンを
彼の故郷である昔の香港シーンに被せながら演出しているのも、アジアン歌手ならではの売込み方だなと見入ってしまいました。
Jackson Wang 王嘉尔《安静》
この楽曲が一番オススメで、彼を好きになった一曲です!
こちらは【周杰倫(Jay Chou)の安靜(Silence)】のCover曲なので、
公式MVはなく、《梦想的声音3》という中国の音楽番組からの動画です。
つまり元楽曲が明らかなC-POPなのですが、彼が歌いK-POPテイストを加えるとこんなにも
楽曲が飛躍的に変わるんだと感動させられた一曲です。
周杰倫の楽曲をカヴァーしているアーティストは他にも多いですが、
ここまでオリジナルとは別次元の良さを見せられている、完成度が高いものはない気がします・・・!
王嘉爾 Jackson Wang & 林俊傑 JJ LIN -《過》(Should’ve Let Go) (2020年)
C-POPと題しておきながら彼が中国語の楽曲をオリジナルで持たない中、初の中国語作品で
【林俊傑 (JJ LIN)】とのコラボでオリジナル楽曲を最新リリースしました!(ここはT-POPですね!)
少し彼のテイストより林俊傑のテイストが強い感じがしますが、新しいチャレンジを感じさせる楽曲です。
大切な相手との関係において、【過去と後悔】とに折り合いをつけようとする一曲
このように言語・ダンス・美顔美声・ラップを武器にした彼のスタイルで、今後の広がりや展望に期待大です!
父母が世界的スポーツアスリートというのも有り、スポーツ家庭の中で結果を出し、
音楽の道を歩むことに許可をもらい、そこでも実績を出す。
彼の並々ならぬ努力が垣間見えますが、ところどころに垣間見えます。
結局、K-POPかC-POPか洋楽か?
このように現状定義できないと思います。今後の活動次第だと。
GOT7としてはもちろんK-POPだし、ソロとしても中国語楽曲は今からまさに手広く始めていこうという感じだし、
そもそも英語楽曲が主なので洋楽か。。。彼のパーフォーマンスはK-POPソウルが織り込まれているし。。。
とまさに国家ジャンルのフュージョンが行われてきているんだなと感じさせられます。
BTSも圧巻でしたが、今後 周杰倫のような中華古典楽器を持ちこんだテイストを入れてみたり、
中華圏を含むさらなるフュージョンを練り上げて
彼自身のオリジナル個性にできれば凄そうですね!(日本は・・・・↓)